XMを使いたいと考えている方の中には、
「出金拒否ってないのかな?」
という不安を抱えている方もいると思います。
結論から言ってしまうと、XMは非常に規模が大きく、信頼度や人気度も高い業者ですので、故意による出金拒否の可能性はかなり低いと言えます。
とはいえ、XMで出金ができずに困っている方が一定数いるのも事実です。
この記事では、なぜXMで出金ができなくなってしまうのか、出金ができなくなった場合はどう対処していけばいいのか、ということについて、詳しく解説していきます。
XMが出金拒否をしない理由って何?
冒頭でも解説したように、XM側が故意に出金拒否する可能性はほとんどありません。
なぜなら、メリットが一切ないからです。
怪しい出金拒否を行ってしまったり、明らかに故意で出金拒否をしたりすると、XMを利用しているユーザーから一斉に叩かれます。
近年は、ネットも発達していますし、SNSも発達していますので、このような噂は一気に広まるでしょう。
このような状態になってしまうと、XM側は何も得しない状態となってしまいますので、故意による出金拒否はほとんどないと言い切れるのです。
XMで出金ができない原因と対処法
XM側が出金拒否をしていなくても、何らかの理由により出金ができなくなってしまうことがあります。
以下、出金ができなくなる原因と、その対処法について詳しく見ていきましょう。
XMに対応していない銀行を指定した
XMは、
- ゆうちょ銀行
- じぶん銀行
- PayPay銀行
- 新生銀行
- みずほ銀行(ネット銀行)
上記5つの銀行には、対応していません。
上記口座を指定した場合、出金ができなくなりますので、別銀行に変更して申請しなおしてみましょう。
クレジットカードで利益分を出金しようとした
XMには、独自の入出金ルールがあり、利益分については銀行送金のみでの対応となっています。
例えば、クレジットカードで5万円を入金し、取引を行った結果10万円になったとしましょう。
この場合、クレジットカードで出金処理ができるのは、5万円までとなり、残りの利益5万円については、銀行送金で対応する必要があるのです。
この仕組みを理解しておかないと、
「出金拒否だ!」
と勘違いしてしまう原因になりますので、注意しましょう。
出金後の証拠金維持率が150%を下回る
ポジションを持ったまま残りの残高を出金する場合、証拠金維持率を150%以上にしなければなりません。
一部の資金を出金した後の証拠金維持率が150%を下回る場合、ロスカットを防ぐために、出金が拒否されます。
ただこれは、投資家にとってメリットのあるルールとなり、ロスカットを未然に防ぐための配慮とも言えますので、ポジションを持ったまま出金する場合は、残高に余裕を持たせるようにしましょう。
他人名義の口座を設定した
XMでは、入出金共に、同一名義人でなければならないというルールがあります。
例えば、XMの口座名義人以外の銀行口座を指定した場合、不正防止やトラブル防止のため、出金拒否が行われます。
ここで注意しなければならないのが、
- 離婚
- 結婚
などによって苗字が変わった場合です。
この場合は、XMに連絡を入れて設定を変えなければなりませんので、早めに手続きをするようにしましょう。
ボーナスを出金しようとした
XM初心者の中には、
「ボーナスを使わずに、そのまま出金したい」
と考えている方もいるのですが、残念ながらボーナスのみを出金することはできません。
また、ボーナスがある状態で出金すると、同時にボーナスが消滅してしまう場合がありますので、出金をするのであればボーナスを使い切ってからにした方が良いでしょう。
出金処理の日数を勘違いしている
XMは海外業者ですので、国内業者を利用している時と比べると、出金処理に時間がかかります。
具体的には、
- 海外銀行送金→2営業日から5営業日
- クレジットカード→1か月から2か月
- オンラインウォレット→即時から24時間
となっています。
特にカードで出金する場合は、「返金処理」という扱いになりますので、ある程度時間がかかることを見越しておきましょう。
カードの返金処理期間が過ぎた
今解説したように、カードでの出金は、正確に言うと「返金処理」という扱いになります。
一度カード会社に連絡を入れて、入金をキャンセルするという形で返金処理を行うのです。
カード会社によって返金処理期間は異なりますが、あまりにも時間が経過してしまっている場合は、カード会社側で返金処理が行えなくなることもありますので注意しましょう。
万が一、返金処理期間が過ぎて出金できなかった場合は、別の方法で出金することになりますので、覚えておいてください。
XMで出金拒否されるケースとは?
冒頭で、「XMが故意に出金拒否をすることはない」と解説しました。
ただ、一部例外もあり、下記に該当する行為を行ってしまうと、XM側から出金が拒否されてしまいますので、注意が必要です。
両建てを行った
まずは複数口座における両建てです。
具体的には、
- 別業者を利用した両建て
- XMの複数口座を使った両建て
です。
これらはXMが定める禁止事項に該当しますので、行ってしまった場合は出勤が拒否されるだけではなく、口座が凍結される可能性もあります。
裁定取引を行った
続いては、裁定取引です。
別名アービトラージとも呼ばれるこの方法は、一時的に発生したレートの差や歪みを活用した両建てのことを指します。
XMでは、同一口座内であれば両建てを認めているのですが、裁定取引と判断されてしまうことがありますので、基本的に両建ては行わない方が良いでしょう。
接続遅延を悪用した取引を行った
接続遅延やレートエラーなどを狙った悪質な取引も、禁止事項として盛り込まれています。どういうことかというと、FXの世界では、稀に異常な相場変動が起こり、サーバーに負荷がかかるケースがあります。
このタイミングを狙って取引を行ってしまうと、出金拒否や口座凍結などのペナルティの対象になってしまうことがありますので、注意が必要です。
不正にボーナスを取得した
これもあまり多いケースではありませんが、XMが用意しているボーナスを不正に取得したり、活用したりというのもペナルティの対象になります。
例えば、
- 別人に成りすましてボーナスを受け取る
- 両建てをしてXMPを稼ぐ
などです。
このような行為も禁止行為とみなされてしまい、出金ができなくなる原因となりますので、あくまでもルールに沿って取引を行うことが大切です。
週の初めを狙った取引
戦略として、ポジション画集をまたいでしまうこと自体は全く問題ないのですが、週明けの大きなイベントを見越してポジションを持つ行為もペナルティの対象になることがあります。
例えば、週末に大きな会合があることを見越して、フルレバレッジでポジションを保有し、
「最悪ゼロカットでもいいや」
という取引方法は、悪質と判断される可能性が高いため、絶対にやめておきましょう。
まとめ
XMを使ってみたいと考えている方の中には、
「出金拒否が心配」
という方もいるでしょう。
XMは運営実績が長く、信頼のおける業者ですので、故意に出金拒否を行うことはありません。
ただ、投資家が出金ルールを理解しておらず、出金ができなくなるケースは多々あります。
このようなことを防ぐためにも、XMで出金をする際は、今回紹介したことを参考にしながら、正しい方法、正しい手順で行うようにしてください。
また、XMが定める禁止事項を行ってしまうと、出金拒否が行われる可能性が高くなりますので、注意が必要です。