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オンラインショップを6年間運営経験し現在はフリーランスとして企業様の案件に携わっている、
今回は初めて個人や自社で商品を持ちネット上で販売していこうとする方向けにお話していこうと思います。
まずはecショップとはなにか? から始めていきましょう!
ecショップとは 何か?
ECとはイーコマースの略ですが、正式には(Electronic Commerce)で「電子商取引をする場所」ということです。なんだかちょっと難しいですね。
インターネット上での物の売買やオークションサイトなどもこの定義に当てはまっていましたが、一般的に「インターネット上で商品が買えるサイト」の意味で使われます。
ecショップやオンラインショップなど呼び名がいろいろある
ecショップ、ecサイト、オンラインショップ、通販サイト、
などなど、いろいろな呼び名がありますが、基本的には全て同じ事です。
お店の名前をつける場合は、
「○○オンラインショップ」「○○通販サイト」等がよく使われている傾向にあります。
運営者の目線で使われる言葉が、
「ecショップ」「ecサイト」というような単語になっています。
ecショップの種類
ecショップには大きく分けると4種類の形があります。
ご自分のビジネスの規模感にあわせて考えてみてください。
- モール型
- カート型
- 自社構築型
- 個人出品型
それぞれ解説していきます。
モール型ECサイトとは
モール型とは「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「Amazon」「auPAYマーケット」「Qoo10」「SHOP LIST」「ポンパレモール」「ZOZOTOWN」など色々なタイプのモール型システムがあります。
モール型とはいったいどのようなサービスかと言いますと、楽天市場のようにたくさんのお店の中に出店していくようなイメージです。
実店舗で例えるとショッピングモールにお店を構えるよなう感じになります。
人があつる場所にお店を出しますので、ある程度の集客は見込めますがその代わり出店料金などが割高になります。
モール系システム比較
モール名 | 初期費用 | 月額費用 | 決済手数料/ 販売手数料 など | 導入社数 |
---|---|---|---|---|
楽天市場 | 19,500円〜 | 50,000円 〜 | システム利用料:月間売上高の2〜7%など別途手数料あり | 51,815店(2021年2月時点) |
Yahoo!ショッピング | 0円 | 0円 | 1%〜(売り上げなどによって変動) | 872,289店(稼働店舗数168,425店) |
Amazon | 0円 | 4,900円 | 8%~15% | 178,000店 |
auPAYマーケット | 0円 | 4,800円 | 10% | 15,000店 |
Qoo10 | 0円 | 0円 | 7〜12% | 12,600店 |
SHOP LIST | 0円 | 0円 | 40% | 753ブランド |
ポンパレモール | 60,000円 | 10000円〜 | 2.5% | 2,571店 |
ZOZOTOWN | 0円 | 出店手数料は商品販売価格の20~40% | 販売手数料約20% | 1,404店 |
- 商店街に出店するようなイメージ
- 初期費用や月額費用+決済に必要な手数料などが費用としてかかる
- 価格競争になりがち、安いものが売れる傾向にある
- Amazonの場合は出店というより、出品というイメージ
出店料などが必要になってくるモデルですが、お客さんが多い場所に出店するので商品が売れやすいのが特徴です。
価格競争になりやすくライバルや競合との差別がが重要になります。
カート型(ASP型)とは
カート型(ASP)サイトとは、最近ではSaaS型とも呼ばれますが基本的に初心者でもお手軽に誰でもがインターネット上にお店を出すをコンセプトに設計されています。
なので安心してください。
無料のショッピングカートシステム(売り上げに応じで課金されます)
商品数の少なめな店舗さんにおおすめで、サクッと販売できるのがポイントです。
「BASE」「Store.jp」「FC2カート」などのサービスが代表的です。
無料カートシステム比較
ショッピング カート名 | 初期費用 | 月額費用 | カード決済 手数料 | 導入社数 |
---|---|---|---|---|
BASE | 0円 | 0円 | 3.6%+40円+3% | 80万店舗以上 |
Store.jp | 0円 | 0円 | 5% | 80万店舗以上 |
FC2カート | 0円 | 0円 | 4%~ | ショップオーナー14万人以上 |
- 初期費用や月額料金がかからないので手軽に始められる
- 販売が成立した時に手数料を支払う
- 撤退する時も簡単に終了できる
- 集客は自力でやるしかない(SNSなどを使う)
- 誰でも使えるサービスが前提なのでわかりやすい
- 痒いところに手が届かない部分もある
テレビCMなどでもやっているBASEなどのサイトが入っています。
まず手始めにecショップを始めてみよう!という方はカート型の仕組みをお勧めいたします。
有料のショッピングカートシステム(システム使用料が事前にかかる)
有料カート型と定義させて頂きましたが、初期費用や月額費用が発生します。商品点数が多い店舗向けとなっています。多いといってもわかりずらいと思いますが、ざっくり100点以上数万点くらいまでと考えてください。
「FutureShop」「MakeShop 」「カラーミーショップ」「ショップサーブ」「Shopify」「おちゃのこネット 」などが代表的な有料カートシステムとなります。
有料カートシステム比較
ショッピング カート名 | 初期費用 | 月額費用 | カード決済 手数料 | 導入社数 |
---|---|---|---|---|
FutureShop | 22,000円~ | 22,000円 | 3.4%~4.4% | 2,500店舗以上 |
MakeShop | 10,000円 | 7,000円~ | 3.6%~ | 22,000店舗 |
カラーミーショップ | 3,000円 | 834円 | 4% | 44,000店舗 |
ショップサーブ | 15,000円 | 11,400円 | 3.675%~+34円 | 50,000店舗 |
Shopify | 0円 | 29ドル〜 | 3.4% + 0円 | 世界175ヶ国170万以上 |
おちゃのこネット | 0円 | 550円〜 | 4.0%~ | 90,000店舖以上 |
- 大量の商品を扱う事ができる
- 自社サイトのようにデザインが自由に変更できる
- サービスにもよるがギフト対応(送り先が複数ある)できるものもある
ecショップを広告などをかけながら大きく展開していくビジネス向けとなります。
顧客情報や大量の商品管理などを効率的にCSVなどでインポートしたり管理する事ができます。
自社構築型とは
自社構築型とは、モールやカートの仕組みを使わずにゼロから開発していくイメージです(フルスクラッチとも言います)。
制作会社と一緒に構築するイメージになります。
「EC-CUBE」や「WordPress」などを使い構築していきます。
開発費用 | |
自社ECサイト構築 | 50万〜1000万円 |
- 完全オリジナルなデザインで運用できる
- 内部の仕組みもビジネスに合わせて構築できる
- 自由度が高い
- 制作会社を使うのでコストがかかる
「内部の仕組みを自由に設計できる・・・」と言われてもよくわからないと思います、
- カートシステムによっては、一度の決済で配送先が1カ所しか選択できなかったり一人の方が複数にギフトができないという問題があったりします
- 複数の温度帯の商品を一気に購入された時の処理がスムーズにできないということもあります。
- 商品がオーダーメイドな一点もので、それをオンラインで販売していく
などなど、可変的な事例に対して柔軟に開発しオリジナルなビジネスをしていく傾けとなります。
個人出品型
フリマアプリと呼ばれる個人で出品できるサービスです。こちらはecショップとは少し違いますが、ecショップを運営する前段階でトライしておくと市場の調査などもできて良いのかなと思います。
代表的なアプリ「メルカリ」「ラクマ」「PayPayフリマ」「Yahooオークション」「minne」 「モバオク」などが挙げられると思います。
フリマアプリ比較
フリマアプリ | 利用料金 | 決済手数料 |
---|---|---|
メルカリ | 0円 | 10% |
ラクマ | 0円 | 6% |
PayPayフリマ | 0円 | 5% |
Yahooオークション | 0円 | 10% |
minne | 0円 | 9.60% |
モバオク | 月額330円(税込) | 0円 |
- 誰でも簡単に商品を出品できる
- 新品・中古品を問わない
- お小遣い感覚でできる
- ビジネス感覚が味わえる
すでにこちらを読んでいるような読者さんであれば、フリマアプリは使った事があるかもしれませんね。フリマアプリの中でも、「雑多ジャンルフリマ」もあれば「特化型フリマ」もあります。
ご自分の商品やビジネスがどこのプラットフォームを使えばよいか、ポジショニングのとり方で売れいきも変わりますので、ぜひ一つ一つ実験と検証を繰り返してみてください。
最近では、メルカリにメルカリShopsというサービスが新しく誕生しました。
メルカリ内で、法人やお店さんが出店できます。メルカリとの違いとしては商品を複数個出品できるようになった(在庫管理ができる)や値下げの交渉なしで販売できる形です。
実際に街で行われるフリーマーケットの中にクレープ屋さんも出店しているようなイメージですね。
ざっとここまでが、ecショップの全体像となっています。
ネット業界ではこの辺の事を「D2Cマーケット」といったりします「ダイレクトトゥーコンシュマー」といって「直接ユーザー同士が販売し合う」流通業者などを他社を介さずに直接販売するというものです。
さて、ここからは、実際ecショップを立ち上げて行く上で知っておきたい事をお話ししていきます。
ecショップを始める前に知っておきたい事
以前よく言われたのが、「ホームページを持てば売り上げがあがるんでしょ?」や「SNSをやれば集客できるんでしょ?」です。
最近よく言われるのが、「ネットに商品出せばうれるんでしょ?」です。
どれも、不正解なんです。ただホームページを作っても、なんとなくSNSを始めても、インターネットに商品をおいても、ほとんど何の意味もありません。
インターネット上にご自身の商品をおいても99%売れません。
お客様はその商品まで辿り着く事ができません。まずはこの前提を理解した上でecショップの運営をして行くと良いと思います。
ecショップを運営するメリット
現在のインターネットショッピング全体の状況をおさらいしておきます。
ショッピングサイト全体の売り上げは2017年頃から続く右肩上がりに比べて鈍くなって行く見込みだそうですが、それでも成長産業のようです。
2020年から2021年にかけて、巣ごもり需要などから「お取り寄せ文化」が一気に加速しインターネットショップもどんどん開店している状況です。
今までスマホを使ってこなかった方も、スマホでショッピングする傾向も増えてますますecショップが活躍できそうです。
開店コストが安い
一昔前までは「ビジネスをやるぞ!」決めて最初のボトルネックは資金の問題でした。実店舗を借りるにもお金がとても必要でした。
しかし、ecショップやネットビジネスにおいては、実際の店舗を借りる必要もなく、自宅の余ったスペースで開業できます。
上記でご覧いただいた通り0円でお店が出せます。
お店の開業資金が圧倒的に安いことが最大のメリットとなります。
営業時間を気にしなくて良い
実店舗運営の場合、マネタイズできる時間というのは、お店がオープンしている時間だけですよね。
ecショップの場合は、寝ている間に商品が売れていきます。
朝起きて確認するのが楽しくなってしまうこともあります。
また、オンラインショッピングをするお客様の傾向として、PM19:00頃からPM23:00頃までが一番商品が売れる時間帯となっております。なのであながち寝てる間に商品が売れるは間違ってはいませんよ。
インターネットで商品が販売できる(別の地域の人に販売できる)
インターネットで商品を買ったり、売ったりできるって10年ほど前から盛んに行われるようになりましたが、この数年スマートフォンの普及が加速して、いままでインターネットとは無縁だった人までも、アマゾンやメルカリで物を買う時代になりました。
地域で商売を始めると、地域のお客様に満足していただけるように設計していきますが、インターネットの場合ですと、行ったことのないような他の地域方が商品を買って頂くこともあります。
そんな嬉しいことが度々起きます。新しい出会いに感謝しつつecショップを活用したいですね。
ecショップを運営するデメリット
ecショップにもやっぱりデメリットはありますのでご紹介していきます。
集客が非常に難しい
ecショップを運営する上で一番といっていいほど重要なミッションは「集客」です。
お客様を呼び込まないと全く売れません。
モール系のシステムを使って出店することもできますが、やはりコストはかかってきますし、
モール系だからといて、商品が売れるのか?というと、ぼちぼちは売れるかもしれませんが期待できるレベルではなかなかありません。よっぽどトレンドな商品であれば別ですが、なかなかそうもいきません。
ですから、基本的にお店をオープンしましたら自力で宣伝集客しなくてはなりません。
- SNSやブログでの発信を頑張りお客様を引き込む
- リスティング広告(検索結果に出るやつ)などを使い集客する
- プレスリリースなどを行う
他にも集客方法はいろいろとあると思います。実店舗経営をされていればチラシを配ることもありかもしれません。
どんなお店を開業しても集客にコストはかかってきます。ここは避けて通れない道かもしれません。
集客も大事ですが、もっとも大事なのは「商品力」だと僕は思います。
周りを見渡してもクオリティーでの格差がほとんどなくなってしまった時代、お客様にとってこの商品がどのように価値があるのか「プロセス」や「ストーリー」を丁寧に紹介してい事がこれから生き抜く術なんではないかなと思います。クオリティー(質)に関しては間違いない物という前提です。
価格競争になってしまう
どこにも売られていない、完全なオリジナル商品であれば価格の競争にはなりませんが、インターネットでの販売は価格の競争になりがちです。
良いと思った商品を見つけても、他に安いものがないかとすぐに検索する事ができてしまいます。やはり少しでも安い方にお客様は流れるのでこればっかりはしょうがない部分です。
しかし、ラッピングや同梱物などを工夫し「このお店から商品を買いたい」と思ってもらえるようなオリジナリティーあふれるお店を展開していけば自然とお客様が増えていきます。
お客様を「ファン」に変化させる作業が大事です。
お客様とコミュニケーションをとるのが難しい
街の八百屋さんでは、店主とのやりとりが面白くて、ついそのお店に通ってしまうという事があるかもしれません、インターネットではなかなかコミュニケーションをはかる事が難しいです。
お客様の要望やクレームなどにも丁寧に対応する必要がありますし、商品を買ってもらう際の文言や写真などもコミュニケーションの一部となります。
また、お客様もぶっきらぼうな事を時には行ってこられたりしますが、そんな時は「絶対に解決してあげる」というくらいの気持ちで対応すると安心なさる場合もあります。
完全なクレーマーのような方もおられるので、「本当に困っているのか」そうじゃないのかを見極めながらの接客になります。
対面でない分文章の端を丁寧にデザインすると気持ちよくお買い物をしていただけるかもしれません。
ecショップを始めるにはどんなサービスを選ぶべきか?
よく聞かれる質問の中で多いのが、「どのサービスを使ってECをやれば良いですか」です。
こちらに関しては、いろいろな業種があり多様なので一つに絞ることはできませんが、僕はクライアントさんとヒアリングをし「この規模感でしたらこちらから始めてみたらどうでしょうか?」などとお話をさせていただいております。
小さく簡単にはじめるならコレ
個人でひとまず始めてみようと考えている方であれば、やはり、無料のカート型の「BASE」「Store.jp」をお勧めしたいと思います。
誰もが簡単にインターネットで商品を販売できる仕組みというコンセプトで作られていますので、使い方がとにかく簡単です。
ヤフオクやメルカリなどのフリマ系アプリよりも、自分らしさを出す事ができますし、有料のカートシステムのように初期費用や月額を払う必要がなく、売れ多分に対しての決済手数料とサイト使用料を支払だけです。
また、辞めることも簡単ですので、リスクなしで手軽に始められます。
いろいろな商品があり大きく展開するならコレ
商品点数が多く大きく展開して行くなら、「MakeShop」と「Shopify」をお勧めいたします。
どちらも商品点数の多いサイト向けの有料カートシステムになります。
MakeShop(メイクショップ)は日本の大手インターネット会社GMOグループのサービスです。出店数も多くメジャーなサービスです。
商品の重さで金額を変更できたり、まとめ買いのセールを組む事ができたりと結構多機能ですのでお勧めいたします。複数のサービスプランがあるので自身のビジネスに合わせてお使いください。
Shopify(ショッピファイ)とはなかなか聞き馴染みのないフレーズですが、この数年で日本に一気に上陸してきた黒船的なサービスです。本拠地はカナダにあるそうです、世界175カ国以上100万店以上のお店が開設されております。
プランによってはPOSとの連動可能なショッピングサイトが運営できるほどの規模感のサービスです。Shopifyライトプランから始めると良いかもしれません。
Shopify Plus等のプランになりますと制作会社さんを挟んで構築して行くことをお勧めいたします。
ecショップで商品は売れるのか
売れます!
もちろん、ただ商品を陳列するだけでは、売れませんので売るための工夫は必要ですが、間違いなくecショップで商品は売れていきます。
読者さんもネットでお買い物をした事があると思います。
もし、買い物をしたこともなくecショップを立ち上げようとしているなら、、、「ちょっとまってください、、、」
ラーメンを食べた事がなくラーメン屋を開こうとしているようなものなので、今すぐAmazonでポチってきてください。
ただ商品をネットに掲載するだけで売れると思っている人がいます
先ほども触れましたが、インターネットに商品を置いておくだけで売れると思っている方が本当におおくて驚くばかりです。
なんでもかんでも、デジタル化、オンライン化(クラウド化)、すると時代についていけてるような気になっている人がいる。。。
しかし、どんな商売でも一緒ですが、熱意がないと商品は売れませんよね。
なので、いーしー、いーしー、唱えている会社の上司や先輩やお取引先のお偉いさんには、落ち着いてもらい上記で書いたような事をお伝えください。
まず明確にするのは
- 誰に売るのか?
- 何を売るのか?
↑が完全にきまったら↓の「どうやって」の部分を決めていってください。
- インターネット販売の現状
- どんな種類のシステムがあるのか
- どのような規模で販売して行くのか
- どんな集客方法を実装するのか
簡単なようで意外と定義や言語化するのが難しいこの問いの答えを上司や取引先の方と出してください。ここがしっかりしているとスムーズに進みます。
ecショップのデメリットでもある集客の課題
集客が難しい>主な集客方法 でも触れましたが、集客(マーケティング)の専門の会社があるくらい、難しく、そして需要のあるミッションです。集客方法を学ぶ事で、たくさんのビジネスに応用できますので、ぜひいろいろな本を読み漁ってみてください。
どこの海にどんな魚がいるのか?と似ていて、
どんな客層にどんな商品が売れるのか?をお客様に憑依するレベルで考えると結構答えが出てきます。
ついつい、販売側の視点や考え方で商品を売りがちですが、お客様の問いに先回りして答えを出してあげると信頼にもつながりお店のファンになってくださると思います。
最後におさらい
長くなってしまいましたが、
インターネット販売に携わって6年ほどになる僕が経験など元にお届けいたしました。
これを読んでくださった方に ecショップ(ecサイト)の立ち上げのお役に立てたら幸いです。